ノンスケール・スクラッチビルド「輪入道」                          制作 Hangedman 
                                               撮影協力  温泉おたく
                                                  道都大学名取ゼミ
妖怪「輪入道」です。もともとは京都府東洞院の妖怪だそうです。伝承によると、「片輪車」とも呼ばれ、炎を纏いながら高速で走り回ります。見かけただけで熱病にかかるとも、命を奪うとも言われ、更には子供の脚を引きちぎる
とも、目撃した人間を八つ裂きにするとも伝えられる、なんとも獰猛な妖怪です。
牛車引きの男が死んで化けたものらしいのですが、「入道」とは、基本的にお坊さんの妖怪の事を指します。
なぜ牛車引きの男が「輪入道」と呼ばれるようになったのかは不明です。
日本の国民的妖怪アニメに登場した「輪入道」では人間をダイヤモンドに変える光線を撃っていましたが・・・。
もちろんその鬼○郎では、敵キャラでしたね。
しかしコイツには「母子安泰」という、親子仲を向上させる能力も持っていたとか・・・。
さらに「此所勝母の里」と書いたお札を家の玄関に貼っておくと、輪入道は近づかなくなるとか・・・。

フィギュア自体は、ゲ○ゲの鬼○郎に出てきた物を、「陰陽座」の「輪入道」を聞きながら、デザインを模索しました。「メカを取り入れて現代風のアレンジを」という事で、車のパーツに似せたジャンクパーツをあしらって、さながら「妖怪の走り屋」といったデザインにしました。後は、重厚感を出すためにビスでピアッシングしたり、金属パーツも多く使っています。
作品自体は、「ついでに大学の成績評価」にも無理矢理間に合わせたため、やっぱり造形自体の仕上げと塗装の仕上げ、さらに、普段得意だと思っていたジャンクパーツの使い方もダメダメでした・・・・。
なんか、いつもは失敗する(色が濃くなってしまう)肌色の塗り方も今回は巧いくらい「女の子色っ☆」なにもこんな時に初成功しなくても・・・・orz もっと浅黒い感じを表現したかったです。まぁ、はっきり言って、もう塗装は手抜きもいいところなんですがね・・・。あとは、やっぱり素人目にも突っ込まれるのは、指先の造形と、ピアッシングの少なさですかね・・・。反省してます・・・・。
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