『魔獣 雷獣』                                       イラスト Hangedman
東日本に多くの伝承が残っている、雷雲の中を縦横無尽に飛び回りながら、落雷と共に地上に落ちてくるという獣です。猫か犬程度の大きさで、猫やイタチに似た姿をしているといわれています。コレはデカすぎですね・・・。
また、曲亭(滝沢)馬琴の『玄同放言』では、いくつもの動物を合わせたような姿をしているとも言われ、『平家物語』の鵺(ぬえ)に影響を強く受けているものと思われます。他にも6本の手足に、3本の尻尾をもつともいわれ、東日本に多く伝承が残っている様です。
どこに落ちるか予測できない自然現象を具現化したものでしょう。そのため狙撃用のライフルを持たせ、雷のモチーフとして、雷が落ちやすいような高いところ、高電圧のスタンロッド等を持たせてみました。
また、縦横無尽に飛び回るイメージから、猿の様な俊敏さ、蜂の様な羽、ヘリのスタブウィングとエンジンをつけてみました。
また、雷の轟音の再現と、雷から起こる様々な災いの再現として、スタブウィングには空対地ミサイルとロケット弾のポッドを搭載してみました。ゴチャゴチャつけたワリには文車よりまとまってるのは何故でしょう?
ワリと伝承のイメージにも近くなりましたしね。
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